抜けだすことを前提としたパーティーにお呼ばれされたい

さよならパーティー。もう抜けようよ。だってこんなのつまんない。

タモリさん公認の「タモリカレー」を作った

タモリさんが好きです。 f:id:ui0723:20140213000029j:plain

物心ついた時から笑っていいともが好きでしたし、9・11の同時多発テロが発生した瞬間もタモリのジャングルTV(←なつかしい)見てて、突然映像が切り替わってニュースキャスターが「大変なことが!大変なことがアメリカで起こりました!」って言ってあの衝撃の映像が流れても『おい!そんなことよりジャングルクッキングはどうなったんだ!タモリ出せ!タモリ!』って言ってた記憶があります。

 

そこで先日、カレーが食べたくなったので何年かぶりにタモリさんのカレーを再現してみようと思いまして。

タモさんの手料理なんて最低でも笑っていいとものレギュラーにならないと食えないと思ってたんですけどね。タモさん公認のレシピが公開されてるんです。 

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↑レシピ

それで、今回は「なるべく忠実に作ろう」と。

と言うのが、ネットで検索すると山ほどレポが出てくるんですけど、ちょっと違うんですよね。

おおまかな作り方は一緒なんですけど、材料なんかが公式とは違うんですよ。

致し方ないことだと思うんですけどね。カレーって何かを加えたりしてオリジナルでやりたくなるから。かくいう僕も、何年か前に一回作ったことあるんですけど、何か余計なもの入れ過ぎて別物になっちゃったんですよね。

でもタモさんの持論は 「カレーは引き算」なんですね。複雑にせずに、再現性を重視してるんです。

きっと試したと思うんですよ。山ほど様々な材料や調味料を。それで、試行錯誤して完成したのがタモリカレーだと思ったんですよ。

だから、今回は「なるべく本物に忠実に」をテーマに再現しました。

※ちなみに公式レシピはこちら(ほぼ日のカレー部例会)から。 

まず用意するのがこちら。

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ビール。 

タモさん「ビール飲みながらじゃないと美味しいカレーはできない」

そうかー。じゃあ飲むかー。タモさんが言うならなー。しょうがないなー。

 

カレーに入れる食材がコチラ。 

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 鶏のもも肉のみ。野菜が無い。

こちらを適当に切ってクミンとターメリック、カレー粉を揉み込みます。

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すごい粉感。一気にスパイスの香りが広がりテンションが上がります。

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 ジュッと。焼きしめます。

焼きしめる、という日本語の使い方が合っているかどうかわかりませんが、僕は「焼きしめる」という日本語が大好きです。 

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今回使うのはこのカレー粉。インデラ・カレー。

タモリさんのこだわりです。素晴らしいジャケットです。

スーパーに売ってたらジャケ買いできるレベルです。 f:id:ui0723:20140213000349j:plain

このロゴが素敵。「トレードマーク」って書いてますね。

トレードマーク。何となく懐かしくて心地いい言葉ですね。

いつから僕たちはズボンをパンツと呼び、ホットケーキをパンケーキと呼び、トレードマークをロゴと呼ぶようになったんでしょう。

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スパイスいっぱい。

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 お米&カレーの水はアルカリイオン水を使用。これは(いるかな?)と思ったのですがタモさんも使ってるということなので用意しました。

それに、水道水よりはいいかと思いまして。

「水道水で作ったタモリカレー」ってなんか残念ですもんね。

水道水ってすごい残念にしますね。言葉の響きが。普通に使うものなんですけどね。

「お母さん自慢の水道水で作ったシチュー」

残念です。

 

1リットルのアルカリイオン水のお湯に先程の焼きしめた鶏肉を入れまして煮込み、そこにミキサーにかけたホールトマト、赤ワイン、マンゴチャツネを入れます。

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ホールトマト75g。今回は各調味料のグラム数までしっかり守ります。

200gの缶が一番小さかったので残りの125gの扱いに困ります。

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左がタモさんこだわりのマンゴチャツネ。

マンゴーをジャム状に煮てにスパイスを色々入れたものです。これだけ食べてみるとマンゴーをジャム状に煮てスパイスを色々入れたような味がしました。

昔作ったタモリカレーの再現度が低かったのはこの辺の調味料を入手できなかったからかもしれませんね。何せ普通のスーパーには売ってない。今は大人だから買える。

 

鍋の様子を見ながらフライパンで炒め玉葱(先程の写真の右のやつ)、ヨーグルト、にんにく&しょうが、クミン&ターメリック、カレー粉、牛乳を入れてペースト状になるまで炒めます。

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この写真撮ってるとき、なんか急にむなしさに襲われました。

一人で、僕は、キッチンで、デジカメ片手に、牛乳を入れる瞬間を…何を、何を…して…

 

ちなみに炒め玉葱のビン詰。タモさん絶賛の逸品。

そのまま一口食べてみたんですが奇跡的に美味いです。

焼いた肉にこれをちょっと乗せて食べるといいと思います。 f:id:ui0723:20140209213900j:plain

しっかりと炒めるとペースト状に。ちょっとこげてる方がいいと思います。テレビで「こげは味付けの一種」って言ってましたから。 f:id:ui0723:20140209214218j:plain

鶏肉を煮込んでる鍋にこの茶色の物体を投入し、醤油、砂糖、塩、とろけるチーズを入れてさらに煮込みます。

 

なんとここから約2時間煮込みます。

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 鶏肉がホロホロの繊維状に。

 

こんな感じになったら味見しながら塩で味を調節して最後にガーっと強火で煮込みます。

 

これでカレーは完成なんですけど、タモリカレーにはマッシュポテトが必要らしいです。

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 じゃがいもチンして皮をむいて牛乳と塩とカレー粉を入れてマッシュ。マッシュ。

 

完成。タモリカレー。

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接写。タモリカレー。f:id:ui0723:20140211213543j:plain

野菜の入ってないカレーの写真って正直イマイチですね。彩りが無い。

 

それで、タモリカレーは食べるときのルールがあって、全てを完全に混ぜ合わせて食べるんです。

タモリさんいわく混ぜない奴は死刑らしいです。

スプーンでカレーとライスを丁度良い感じにすくって食べるのは「形式美」であって、そんなに気取らずに食べてほしい、とのこと。 

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ガーっと。

 

で、味ですが、めっちゃ美味いです。

一口目は(こんなもんかな)(ちょっと甘いな)って思うんですよ。悪く言うとインパクトが少ない。でも食べれば食べるほど美味しく感じるというか、不思議な美味しさを持ったカレーです。

この感想、タモリカレーを実際に食べた人がみんな同じこと言うんですけど、本当にこの通りなんですよ。不思議。

僕なんか、正直なところ一口目はがっかりしましたもん。でも、最終的には素晴らしく美味しいカレーなんですよ。

あと、余計なことを考えなくてもいいんです。全部混ぜてるから。

カレー食べてるときって意外と色々考えてますよ、きっと。

(カレーと米のペース配分はこれでいいな)とか(次はニンジン食べようかな)とか(じゃがいも少し固いな)とか。

タモリカレーは思考を味に集中できる。

 

僕の個人的な意見ですけど、おいしいカレー屋さんの条件って「後日、無性にその味を食いたくなるか」だと思うんですけど、タモリさんカレーは間違いなく数週間後に無性に食いたくなる味でした。

そして、このカレーをベースに自分流に色々加えるのが正解なんだと思うんです。

タモリさんも「辛いのが好きなら食べる前にガラムマサラ振って食べるといいよ」って言ってますし。

 

ロケットニュースデイリーポータルでも公開されおります。

 

タモリさんへ

30年以上続いた笑っていいともが来月で終わりますね。

タモリさんの名言「健康のためなら死ねる」

タモリさんの名言「おふくろのカレーが一番うまいと言い男を、私は信用しない」

僕が時々パクるタモリさんの名言です。

そういった意味ではタモリさん、私も、あなたの、作品の一つです。

 

 タモリさんに敬愛を込めて。